長野新幹線の開通から20周年です。

今年(2017年)は北陸新幹線(旧長野新幹線)「あさま」(東京と長野間)が開業20周年でした。
軽井沢が新幹線の停車駅になってから20年が経過したことになります。
2017年、JR東日本では運賃が5割引になるなど各種キャンペーンを行ってました。
軽井沢が益々、別荘エリアとして、またリゾート地として栄えるようになったのも新幹線の影響が大きいかもしれません。
「長野新幹線」は、平成10年2月の長野オリンピックの開催に合わせて、平成9年10月1日に「長野」駅まで開通。当時は北陸地方まで延伸されておらず、北陸方面の行政への配慮から長野行新幹線というように「行」を入れた時期もありました。

不動産や別荘の広告で、概要欄の交通でどう表記するか混迷した時期でした。
平成27年3月14日、金沢駅まで開業した際に、呼称を「北陸新幹線」になりまして長野新幹線は無くなりましたが、「あさま」は残りました。
長野新幹線は「E2系」8両編成でスタートしました。
北陸新幹線になって「E7(W7)系」12両編成になりました。
その前(金沢延伸開業)から徐々に先行投入されてました。
コンセントが全席分に着いています。これは東海道線にもないサービスです。
また全洋式トイレに温水洗浄機能付便座を設置されてます。
そして12号車にはグランクラス(グリーン車より高価)があります。
このグランクラスの座席は、レクサスのシートを手がけるトヨタ紡織が制作したそうです。
強いていえば「E7」になって車窓が小さくなったのが残念でした。
北陸新幹線には「かがやき」、「はくたか」、「あさま」と列車名がありますが、
最速の「かがやき」は、軽井沢駅には残念ながら止まりません。

軽井沢へは「はくたか」 か 「あさま」に乗車してください。
まず、「はくたか」ですが、終着駅は「長野」を越えて「金沢」まで行きます。
軽井沢まで「あさま」より速く(東京から軽井沢まで1時間7分位)、混んでいる傾向です。
「東京」、「上野」、「大宮」、「高崎(通過の場合も)」、「軽井沢」と停車します。
但し、一部の列車は「軽井沢」に止まりません。
次に、「あさま」ですが、終着駅が「長野」までです。「金沢」へは行きません。
軽井沢までは途中、「上野」「大宮」は必ず止まって、その先の「熊谷」、「本庄早稲田」、「高崎」、「安中榛名」は止まったり、止まらなかったりします。
「はくたか」に比べて約5分から10分ほど到着が遅くなり、「はくたか」より空いている傾向があります。
また「あさま」だけキャビンアテンダントがなくなりまして、車内サービスがありません。
車内に自販機もないので、乗車前に事前にドリンクやお弁当を買っておくことをお薦めします。
新幹線車内の説明です。
E7系の車両編成は12号車です。
自由席は1号車から4号車(または5号車)までになっています。
指定席は、5号車(または6号車)から10号車まで。
グリーン車は11号車。
グランクラスは12号車です。
・グランクラス(12号車)は、2列シート、通路挟んで、1列シートの合計3列シート。
18名定員。
・グリーン車(11号車)は、2列シート、通路挟んで、2例シートの合計4列シート。
63名定員。
・普通車(指定席と自由席)(1から10号車)は、3列シート、通路挟んで、2列の合計5列シート。
1号車の定員は50名(運転席とトイレが有るから少ない)
2、4、6、8、10号車の定員は100名
3、5、9号車の定員は85名(トイレが有るから少ない)
7号車の定員は58名(トイレ、多目的室、車椅子対応座席有るので少ない)
以上から駅で並んで自由席を確保したい場合は、2、4号車あたりが狙い目でしょうか。

最後に連絡の電話番号を。

最近はJRは、駅の電話番号を公開していませんね。ネットで調べてもなかなか出てきません。駅構内で忘れ物など、至急で連絡したいことがあると思うのですが。
ここに掲載しておきます。
 JR東日本 軽井沢駅 tel:0267-42-0620
 しなの鉄道 軽井沢駅 tel:0267-42-6257
 しなの鉄道 中軽井沢駅 tel:0267-45-5234
26171645_1392928354166481_845810083149230550_o.jpg