軽井沢で別荘を上手に売却する方法? その5

◆軽井沢で別荘を上手に売却する方法?
これから、何回かに渡って軽井沢での不動産、特に中古戸建の別荘を売却するための最善策を連載してアドバイスできればと思います。

■■■ 軽井沢で別荘を上手に売却する方法? その4 ■■■

別荘を売る期間には余裕を持つことが大事です。
別荘の売却には、比較的、住宅に比べて時間がかかるものです。
その理由としては。

・中古戸建の場合、別荘を建てた施主がデザイナーさんに設計を依頼した注文建築が多く、個性のあふれる別荘が千差万別で多く、趣向の合う物件を見つけるまで迷って時間がかかります。
・物件見学できる頻度は、自宅から離れているため毎週の週末に検討とはいきません。家族の予定も併せて軽井沢へ行かないと決断できません。
間隔を空けて何度か軽井沢へ来られることになります。気に入った物件があった場合でも即決できなかった場合、2回目、3回目の内見した後になると、その分の月日がかかります。
・購入のタイミングは、自宅の住宅のような住み替えはほとんどなく、結婚の新居、会社の転勤、学校の進級などの都合を合わせることがなく、基本的に、いつまでに購入しなければタイムリミットがないです。
・軽井沢をよく知らない方は、「今は夏だけど、冬の積雪状況を見てから購入の決定をしたい」となった場合、購入の決断が半年先や一年先になることもあります。

 もし売り急いでいる場合には、不動産会社による買取りを利用することも検討してください。全ての物件が買取りが可能ではありませんが、購入決定までは短時間で決裁され、現金資金が早く欲しい方にも向いています。
 但し、不動産会社はリフォームで費用をかけて、利益も欲しいわけですから、買取り金額は相場より安めになる傾向があります。
・売却を最優先とする場合ですが、ご見学者は予約無しの当日突然となる場合があります。ご所有者が滞在していると内見を遠慮される場合があります。いつでもご案内が入れるように、別荘のご利用はなるべく避けて(特に土日、GW、お盆)、機会ロスがないようにしたいです。
・鍵ですが、無休の管理会社に預けてあれば問題ありません。管理会社が無い場合には鍵を不動産会社へ預ける必要性があります。

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